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伝芯
作詞 七橙
何処までも遠いって思い知らされるんだ

暖かいな 冷たいな
って想う度

あなたの話を聞きたくて
耳を立てたのに

切なくてならなくなってしまう

飽和していくように身体の細胞が弾けて気化する

何もないよ
云いたいことが解らないよ
何と伝えたらいいか
解らない

解らないから何処までも頬が濡れる

声に出せると言うなら
詰まってしまう気持ちは何だろう

言葉に出来ると言うならば
それでも足りない気持ちは何だろう

論理的思考で解決です
遠くで見てるのは自分自身
その詰まった応えを触れるのを躊躇う

たった一つの回答です
世界は今日も解りきってる
仕方がないなんて真実
何度も聞いた

聞きたくないって言えたら
どれだけ楽だったんだろう
そんなことも出来なくて
見ないフリとかそれでも苦しくて

開けっぱなしの瞳が塩水溜める

ロウソクに火を着けたら
灯りの暖かさがあったよ

シャボン玉はあの空に浮かんで行った

その時が世界で一番要らない

その時が世界で一番尊い

私が空に呼吸する

私が地面に足を着く

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 伝芯
公開日 2012/08/08
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 真実を見つめる僕の唄
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