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当たり前
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作詞 小夢@右 |
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当たり前の事が、
当たり前じゃなくなっていく。
当たり前じゃなかったことが、
当たり前になっていく。
当たり前、当然だと人は言う。
当たり前とは、
分かりきっていること、
当然の事だと人は言う。
私には「当たり前」が分からない。
表だけの当たり前と、
裏の当たり前は違う気がするから。
この世界が言う、
「当たり前」とは何なのか。
当たり前だと気づかなかった事が、
当たり前だと気づいていく。
当たり前だと分からなかった事が、
当たり前だと分かっていく。
自分にとっては当たり前でも、
別の人にとっては
当たり前じゃないかもしれない。
ひとりひとりの当たり前、
ひとつひとつの当たり前。
「当たり前」に基準はない。
自分だけの「当たり前」。
たまには当たり前じゃなくたっていい。
24時間365日当たり前の生活をしていたら、
人間が人形になってしまう。
せっかく人間としてこの世界に来たのだから、
せっかく自分としてこの世界に来たのだから。
こんなことを言っても、
やっぱり「当たり前」が何なのかは分からない。
もしかしたら、「当たり前」は
世界中のどんな科学者にも、
世界中のどんな人にも分からない、
理解不能な言葉なのかも知れない。
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