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…それは恋にも似た
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作詞 日陰(ヒカゲ) |
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それは満月の月夜に
黒い肢体を動かす
小柄な子猫のお話
抱えた気持ちは歓喜
それは…恋にも似た
生まれて一年と満たない
そんな子猫の向かう先
一軒家に住んでいるのは
優しくて可愛い少女
「いらっしゃい」と微笑んで
出すのは鮪の缶詰め
テラスにしゃがんで君は
嬉しそうに僕を見てた
空になった缶詰めを見て
君は悲しそうに微笑んだ
「大丈夫だよ」と言っても
君は鳴き声に聞こえるよね
言葉が通じないなら
僕は態度で示そう
ずっと傍にいるから
テラスで満月を見ると
小柄な子猫が見えた
“今日も来てくれるのかな”と
抱えた気持ちは期待
それは…恋にも似た
産まれて10年と満たない
そんな少女が待ってるのは
のんびりこちらに向かうのは
暖かく落ち着く子猫
一鳴きしてここに来て
私の傍へ寄る子猫
食べてる子猫の姿
ずっと眺めていられたら
なくなってしまった缶詰め
また会えるのはいつなのだろう
不意に子猫は二回鳴いた
そして私の傍へ寄ると
そこで寝たら風邪を引く
口実を作ってでも
私は離れたくないよ
一人と一匹の生活
不自由は何もなくて
ただお互いがいればいいと
満足した今日この頃
…それは
恋にも似た…
“友情”
君がいれば
何もいらないの
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