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見ているだけなんて
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作詞 日陰(ヒカゲ) |
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今日は憂鬱な日曜日
君の姿を見なくていいのは
月〜(から)金の間にためた
充電を使った土曜日だけ
気分転換に外出でも
そう思って出掛けた街中で
あたしは目を見開いたまま
小さく歓喜の悲鳴を上げた
どうしてこんなところにいるの?
どうして一人で歩いてるの?
どうしてあたしの心臓は…
心臓がある左胸に
あたしは自分の手を当てた
とても速く刻むリズムに
あたしは頬を赤らめたんだ
好きなんだよ 大好きなの
伝えたくて 言いたくて
………言えなくて…
ポケットに手を突っ込んで
君はつまらなさそうに
街中をただ歩いていて
そんな姿にもあたしは
キュンってときめいたりして
そんなあたしはやっぱり
もう…“重傷”なのでしょうか?
今にも君に駆け寄って
衝動的に言ってしまいそう
理性で抑えても結局
自分が苦しくなるだけなのに
君に気付いてないフリをして
近い雑貨屋の品物を見る
ハンカチとかストラップとか
眺めていても意識は君に
ほら早くあたしに気が付いて?
「あれ?」って不思議に思ってよ
ほら早くあたしに声をかけて…
突然聞こえた「もしかして…」
高鳴る心臓を抑えて
「偶然だね‼」と笑って話す
不自然な笑顔になってない?
待つだけじゃ 駄目なんだよ
時にはね? 積極的に
………君が好き…
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