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別れの先読
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作詞 ◇裕也 |
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明け方4時過ぎ頃
多少の疲れと怠さに感け
先行く空を憂う僕の
右手は今日も形を掴めない
もしも君が正しく生きたなら
喝采の用意をしよう
鮮やかな日常を切り取って
誂えた 色目いた 言葉を探そう
大体を僕ら察していて
なのに今を縋る
若さ故に跳びたい
会いたい を直ぐ伝えたなら
君の顔が散らつく
やがて陽が頬を差す
お偉方は常日頃
理想の姿と思想を掲げ
立ち行く時を弄る人の
利き手は明日の保身に奔る
もしも僕が正しく死ねたなら
一切干渉しないで
モノクロの世界をすり替えて
口ずから 驀地 言葉を示そう
曖昧に僕ら生きていて
なのに嘘を嫌う
ただ真摯で在りたい
会いたいよ 直ぐに終わっても
君の顔が散らつく
そして月が揺らめく
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