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秒針
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作詞 SYOTA(90s) |
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無くした秒針の行方は 皮肉めいた時の流れで
もうどうでも よくなったみたい
それが見つかれば また
涙溢れてしまうのかな 首筋いっぱい濡れるのかな
冷たい 雨より冷たい
涙は心を映す 鏡です 知ってる
二度も言わせないで 私の心 まだ孤児(みなしご)
この世に未練あれば 秒針 探しているはずです
あの世に行きたいわけじゃないけれど 疲れてる
女に生まれました 私の人生は白紙でした
砂場にトンネル作った 想い出さえなかった
四葉のクローバー 探したことも
覚えていたけれど なかった
隣で珈琲を飲んでる 青年に覗き込まれた 彼は
私にこう呟いた 売れない小説みたいですね
いつものことだから 気にしていないわ
どんなに酷い事を言われたって 雲の上は遠いから
どうして皆 旅に出かけるの 私から離れていくの
後から解ったことだけれど 秒針を探しに出かけていたみたい
私が飛ばぬように あなたと呼びたい人 旅人になり
今日まで行方不明 だけど 私 生きているのは何故だろう
この世に未練あれば 秒針 探しているはずです
あの世に行きたいわけじゃないけれど 濡れたくない
この世に別れ告げる その日を 待ち続けているのは
あの世に行きたいわけじゃないことを 証明するため
私は誰の為に 私は何の為に...heart...hearts...
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