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8月のまま
作詞 SYOTA(90s)
生まれて 初めて ママに抱かれて
涙と 笑顔の パパにキスされて
二年後 路上で パパは轢かれて
それから 変わった ママと二人きりで

寂しいねと言うと ママは笑って
大丈夫と言うの その意味はすぐわかった

お腹が 膨らむ 音が聞こえた
私と おんなじ 女の子だよね
月日は 流れて 妹生まれた
だけども その娘の パパは教えてくれない

当然 私と彼女は 不思議な距離感を持ってて
彼女の過ちを 何度 願ったことだろう
思春期の私は 家を飛び出した


出会った 人さえ 覚えられない
数ある 経験 もう戻れないと
悟った 私は 彼と東京へ
二十歳も 待たずに 悪い夢を与えるの

東京 私と彼とで 不思議な毎日を過ごして
得るのはお金と 嘘の 約束ばかりだよ
思春期が終えない 何もわからない


ある日 知らないお客さんに 煙草を貰い
スーツケースを運んで欲しいと 頼まれた
中身はわかってた でも だから 怖かった
場所は 有名な駅の銅像前 カジュアルな服で
若い男寄越すから カップルのフリして
路地に入って 渡してくれだって

渡したよ 渡したよ だから 私
今 病院のベッドの上
すぐにでも すぐにでも 出たい でもね
君 鑑定が必要だって
なんで なんで 私は私で 私が私
今日も 明日も 夢だと言われて オチがついちゃうの

ママが私に似ていない 彼女を引き連れて
何か お医者さんと話してる 陰口なんじゃないだろうか
その心配もよそに 彼女は本を読んでいる
ちょっと上目に 私を睨んで
ばーかって 言っているような気がした
カレンダーは ずっと 8月のまま
目が覚めたら いつも 8月のまま

毎日 ママに陰口叩かれてる
毎日 彼女に睨まれてる
あのスーツケースを 運んで見つかって
病院に 足を踏み入れたときから 8月のまま

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 8月のまま
公開日 2014/08/31
ジャンル ロック
カテゴリ 社会問題
コメント 思春期が終えない
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