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HIROSHIMA MAMA
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作詞 SYOTA(90s) |
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荒んだ荒野に増える 名もなき孤児(みなしご)たちを
抱える母の眼(め)は空をみる
神よ何故この子らを 汚い時代に落とした
それから一月がたった夜
母の眼が閉じてしまうと聞いた 手紙には震える文字が
私の胸を抉るように突き刺す 上官はそれを破り捨てた
国境を超えて逃げ出して 故郷の母に会いたい
だけどもそれを許さない 時代を恨めど癒えない
心の擦り傷は 未だに痛い
もう少しで会えますか ヒロシマ 最愛 おかあさん
狂える人にはなれぬ そう思ってもいたが
私は既に人を殺してた
私が帰らぬばかりに 親の死に目もみれず
おめおめと生き続けています
父の背中など私はしらない 遠い国で涙を流している
それ以外のことは聞かされていないよ 私には母しかいなかった
国境を超えて逃げ出して 故郷の母に会えれば
私の傷も癒えたでしょう 母の病も癒えたなら
心の擦り傷も 今にはない
もう少しで会えますか ヒロシマ 最愛 おかあさん
好きなことばかりやれると 始めたこの職業も
最近飽きてきた頃 そろそろやめてもいいなんて
ふざけたことはいうな 小さい頃の記憶が
私の頭をさするよ そういうことはわかってる
心の擦り傷は 未だに痛い
もう少し待ってみます ヒロシマ 最愛 おかあさん
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