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飢えた旅人
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作詞 SYOTA(80s) |
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飢えた旅人は飛んだ 空を自由自在に舞った
あの娘の上で くるくる回り
気づいてもらえないと 気づく
そのとき 彼の目に 一粒の涙
それは雨となり髪を 濡らしてしまうのだろう
あの娘は傘を 持ち合わせてない
雨宿り小屋を 探している
みつけた 小屋の中 透明な窓に
腰掛けて 誘うのは 性じゃない 隠してたのかい
君は今 悪女のよう 帰りなど 待てないの
そう言った 気がしたよ でもね 彼のせいだから
死んだ旅人は噛んだ 痛いほどに強く噛んだ
唇には赤い血が 真っ赤っか
天使に慰めてと 頼む
天使は 神様に 目配せ 地獄へ
彼は沈んでく誰も 構ってくれない場所へ
労働さえも 恋しくなると
呟いていると 悲しくなる
明日も 誰も来ない 薄情な地獄
飛びたいな もう一度 彼女の上 確かめてみたい
君はまだ 悪女のよう 帰りなど 忘れたの
そう言えば 弟の 味は どうだったのかい
聞かせてよ 笑い話を聞かせてよ
聞かせてあげてよ 笑い話を聞かせてあげてよ
彼は飢えているんだ 笑い話に飢えているんだ
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