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ピーピー
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作詞 SYOTA(70s) |
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もう嫌だ あのプロペラ機が
僕のことを 見下しているんだよ
僕だけを 見下して過ぎ去るんだよ
そいつに石を ぶつけようと
振りかぶると 服が破けて
逮捕されちゃうから 何も出来ない
時代を憎むじゃないが 悔しいから
ピーピー 吹いているんだ
近所迷惑かもしれないが
ピーピー 吹かせてよ
今夜も寂しい夜だから
ラジオは消したよ 自殺しろと急かすから
そのせいで ヒット曲とは縁がない
僕の部屋に響くのは ギターの音色に
ピーピー吹かし 時々 プロペラ音
ちょっと蛇足に 子猫のすすり泣き
雨も降ったような気がする ぽつぽつと
ピーピー 吹いていいかい
近所迷惑かもしれないが
ピーピー 吹きますぜ
今夜も寂しいような夜だから
花が咲いた 嗚呼 それがどうした
髪を切った 嗚呼 それでどうなった
道に迷った 嗚呼 それじゃさよなら
脚がつった 嗚呼 それがどうした
夢が叶った 嗚呼 それでどうなった
人を殺った 嗚呼 それじゃさよなら
そんな結末は嫌だ どんな結末でも嫌だけど
出来るのならば 道に迷ったり 人を殺めたりする前に
死にたいけれど それを世間は許しちゃくれない
僕の無情 どうすりゃいいの
特攻したいがプロペラが苦手 嗚呼 どうすりゃいいの
ピーピー 吹けばいいんだ
近所迷惑かもしれないが
ピーピー 吹かせてよ
今夜も寂しい夜だから
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