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4月の風
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作詞 S |
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空を見つめて 一人静かに涙流す
冷たい空気に咳き込んで そっと君を想う
雪はいつしか溶けていく 春を告げる
流れていく時間に僕は縋ろうとした
右も左もわからずに 4月の風を浴びている
「今日はどこへ行こう」って そんな声が聞こえたよ
このままでも暮らせると 言いたくても本音がジャマする
ときどきでいい 君が僕のことを思い出してくれたら
写真を眺めた 君の隣で僕は笑う
買ったばかりのアルバムに そっとしまいこんだ
未来の自分に期待していたころの笑顔
なんでだろ 今でも 明日に期待なんかして…
右も左もわからずに 4月の風を浴びている
きっと静かに吹き抜けて どこか遠くへ行くだろう
もしも君の街のそばを 通るのなら 届けてほしい
どうでもいい一言 「心配しないで」 ただそれだけを
君と一緒に歩いたあの場所
そろそろ桜の花が咲くだろう
右も左もわからずに 遠くの町で生きていく
「今日も空は青い」って そんなことを呟いた
知らず知らずに 僕の目は 君のほうを見つめていた
ときどきでいい 君が僕のことを思い出してくれたら
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