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思わぬ風
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作詞 S |
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残ってた花びら一枚だけ握りしめ ただ歩いている
こんなにも 愛が悲しいだなんて 知ってたのに
ぼろぼろの短冊に君に向けて書いた
無駄だってわかってる…
その手でその傷を隠して
苦しみを見えなくして
これから君と僕 二人は
離れていくの? 消えていくの?
もう二度と 戻ってはこないんだ ただ君と過ごした日々
泣き叫ぶことすらできないほどの 孤独の風
記憶から摘んでいた思い出も笑顔も
あちこちで踏まれてた…
気づけばもう季節も変わって
淋しさもただ薄れて
聞こえた 君の声が聞こえた
空耳が涙を奪ってく
ひたすらに追いかけた 舞い去った花びら
わかってる 無駄だって…
この手で花びらを拾って
手のひらへ一枚ずつ
すべてだ 君は僕のすべてだ
どうか いなくならないで
その時
風が吹いた
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