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届かない場所
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作詞 A/U |
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サヨナラと扉を閉めた
重なった思い出が鍵穴から
少しだけキラキラこぼれ出して
それはまるで砂時計の砂
二人歩んだ日々はいつしか
振り返れば霞んで見えた
合鍵におそろいのカップ
壊れたオルゴール
「おかえり」も「ただいま」も
聞こえない 聞きたくて
当たり前だったのに
「おはよう」も「おやすみ」も
届かない 届けられない
場所に 一人
サヨナラと扉を閉めた
遠くなる思い出が薄れていく
少しだけ忘れた気でいたけど
それはまるでよく見てる夢
君が好きだったあの通りのカフェ
個性的な服屋の看板
手繋ぎ 歩いた街も
壊れた景色で
「だいすき」も「だいきらい」も
言えない 言いたくて
当たり前だったのに
「ありがとう」も「ごめんね」も
届かない 届けられない
場所に 一人
「おかえり」
「ただいま」
「おはよう」
「おやすみ」
「だいすき」
「だいきらい」
「ありがとう」
「ごめんね」
ずっと 届かない 届けられない
場所に 一人
場所で 二人きっと迷子になったんだ
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