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焦げ茜
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作詞 ほつま |
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水平 優しい焦げ茜が眩しくも淡く
昨日の出来事 塗りつぶしてくようだ
君は 積まれたテトラポットで
日々の波 耐えて
その隙間を埋めて欲しかったんだね
ああ 空も風も潮騒も
綺麗すぎるよ
君にサヨナラ告げてからそう見えるんだ
海に心ぜんぶ預けたら
丸洗いしてくれるだろうか
君の視線も音色も洗い落とせるだろうか
僕が心ぜんぶ預けても
水洗いしかできないだろう?
そんなんじゃ想い出は
大切な想い出は
こびりついて落ちやしない
焦げ茜のように
水平 しぶとい焦げ茜が半分残ってて
君の怒った顔を不意に思い出したんだ
毛布を巻きつけ目だけ出して
バカとか最低とか
よく言われたなあ
だけどそんな君が愛しかったよ
ああ 足跡すら消えていく
白い砂浜
君の名前も書けやしない忘れられない
海に心ぜんぶ流したら
涙さえも消えちゃうだろうか
君を忘れてもう一度やり直せるだろうか
僕の心ぜんぶ流してさ
笑顔まで消えちゃうくらいなら
抱きしめていたいんだ
大切な想い出は
いつの日も胸を照らす
焦げ茜のように
海に心ぜんぶ流したら
涙さえも消えちゃうだろうか
君を忘れてもう一度やり直せるだろうか
僕が心ぜんぶ流しても
どうせまた戻ってくるんだろう?
それならば流さずに
忘れられる日を待とう
少しずつ沈んでゆく
焦げ茜のように
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