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主に憐れみを
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作詞 ほつま |
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それは真っ白な雪の様に
こころを捉えた。 翼が落つ…
恋慕とはなにか? 殺意とはなにか?
相反する問わず語り 一枚の紙 隔て
浮かぶ島の中で 平和 履き違えた
努々なら夢の中で 出会えぬほど眠る
空、という概念を超えても 尚、浅ましい
人、という存在を超えたら どこかに往けるの?
所詮はイカロス以下の
内情は太陽以上
あるべきカタチ求めて あらぬ姿を晒す
路線は途切れたままで
強欲は果てしも知らぬ
もういっそ 手に入れたい 手に入れられたい
キリエ・エレイソン──
祝福の讃美歌が この身を焼こうとも…
両手固く握り 祈る 夢の続き
滔々なら塔の上で 青い目 閉じたまま
今、という必然を唱えて 尚、恨めしい
君、という偶然を望めば なにかが変わるの?
一人きり歌うアリア
一人きりのオラトリオ
信仰心無きクレド
サンクトゥスは歌わない
所詮はイカロス以下の
内情は太陽以上
あるべきカタチ求めて あらぬ姿を晒す
堕天はもうそこにある
渇望は納まりつかず
もういっそ 飛び降りたい 翼はいらない
キリエ・エレイソン──
祝福の讃美歌に 明日が埋もれてゆく…
主よ、嗚呼主よ──
祝福の讃美歌は どうか歌わないで…
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