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この空の下
作詞 ほつま
恙無い有明に 紅涙を一つ
据えられた影膳が 立つ瀬無く揺れた

これ程の旭でも 面影は彼方
底冷えの畳には 面映ゆい二人

貴方が至道と言った 私を包んだ両手
幾つの光を奪い 深紅に染めたのだろう?

この空の下
私と同じ陽を 浴びていることさえ
確かめようもなくて──

明けない夜もある それでも希う
耳新しい、報せを。



微睡みも無い夜明け 秋霜の果てに
厚くなる血糊とは 相容れぬままで

貴女が斯道と言った 私の変わらぬ心
どこまで誠貫き 真人(まうと)でいられるだろう?

この空の下
戦う姿まで 見られているのなら
背を向けずに奮おう──

止まない雨もある それでも希う
そう、新しい晴れ間を。



この空の下
待つのは慣れたから 鏡には莞爾を
新しい陰膳を──


この空の下
いつかは産声を 上げる子の為にも
新しい一太刀を──



紡ぎ合い、二人は辿り着く。

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歌詞タイトル この空の下
公開日 2013/01/14
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
コメント テーマは「新」。「新しい」を、「希望」を重ね続けて再会する夫婦。みたいな^^ 大団円好きですー
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