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言葉はいらない
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作詞 ほつま |
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君がいなくて寂しい夜は
迎えに行ってもいいですか?
うっとうしいと言われるけれど
冗談なのはわかってる
とあるマンション 錆びた階段
みんな足音違うけど、
「君のはすぐにわかるんだ」って
言ったら君は照れてたね
一言「好き」だと言ってくれたら
安心するのに
君は寡黙すぎるよ…
不安で眠れないんだ
帰ってくるなり君は
何も言わず 僕を抱きしめる
「ただいま」も 「おかえり」も
必要なんかないんだ
そうして君は耳元で
「遅くなってゴメン」とささやく
その言葉が脳内で
「好き」に変わっていくんだ
家にいたっていつも無口な
大きな君の背中
話をしても続かないけど、
シャイだってのはわかってる
僕らが出会った記念日だって
誕生日だって
君は覚えてたよね
君を好きになってよかったと
一番感じる瞬間だよ
僕らの描く軌跡に
未来はついてこれない
一度きりの人生
それでも構わなかった
どんなときも君は
何も言わず 僕を抱きしめる
「好きだ」も 「愛してる」も
必要なんかないんだ
そのくせ君は耳元に
たくさんの優しさを落とす
その気持ちが直感で
君に惹きつけるんだ
恥ずかしがり屋の君は、
僕が眠ってしまってから
毎晩ささやいてるんだ
「ずっと一緒にいよう──」
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