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プラチナムファンタジア
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作詞 ほつま |
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明ける空に飛び立った二羽の鳥は
『平和』という言葉さえも知らないまま尽き果てる
純白まとった貴女の耳には
もう私の声など届いていないのでしょう?
夢から醒めるたびに 貴方に訊きたいことがあったのに
多すぎて 絞り抜けなくて
所詮最後は どれも同じ答えに辿りつくのに
プラチナムファンタジア──
容赦ないメルヘン
命 握られて 生きてゆくだけならば
プラチナムプロローグ──
始まったばかりと
一人 塔の上 青すぎる空の涙集めていた
暮れた空に群れを成す黒い鳥は
『秩序』という響きさえも窺わせないままで
漆黒まとった貴方の写真は
いつの間にか啄まれて風化してゆく
聳える高き門は 貴女の忠実な僕(しもべ)でしょう?
艶めく息 吹きかけてやれば
所詮私の虜になる 穢れた身で構わないから
プラチナムファンタジア──
救い無いメルヘン
体 差し出して 言いなりになるならば
プラチナムエピローグ──
終わりの鐘が鳴る
もう一人じゃない 誰の種かも知らぬ鼓動感じていた
眠れぬ街に出ては 言い寄る獣を宥め賺して
節操なく 花園へ誘う
今宵貴方も招待するわ 手懐けてない貴女の所為よ
プラチナムファンタジア──
極上のメルヘン
貴方 首を振り 帰るというのならば
プラチナムスピンオフ──
愛しているのよ
ずっと一緒だわ 胸に突き立てた銀刃なぞりながら
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