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週末のタイムラグ
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作詞 エム・ヒロ |
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信号待ちのふたりのすき間
この距離感が 少し悲しい
きっとだれもが今のふたりを
知らない他人 そう思うだろう
きみの背中に羽根が見えるよ
今は小さい産毛だけれど
きっと間もなく大きくなって
羽ばたく準備 始めるだろう
ぼくたちはタイムラグ
笑顔あふれる街の真ん中
週末のタイムラグ
重なる時間 持てないままで
行き先が わからない
よせる人波 きみは溺れて
小さな声で 「待って」と叫ぶ
か細い腕を そっと引き寄せ
ふたりしばらく 見つめ合ったよ
いつからだろう きみの顔から
ほほえむ時間 消えていたのは
抱き合うだけで すき間を埋めて
アリバイだけをつくっていたね
ぼくたちのタイムラグ
とにかく今は 歩き出すんだ
週末のタイムラグ
重なる時間 取り戻したい
行き先を 探そうか
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