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夢想創世エデン
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作詞 坐久靈二 |
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時に任せて古びた部屋の中
描き続ける愛―エヴァの肖像
夢の中なら求める貴方さえ
創り出せる筈と
混じり合いに恋焦がれられない
愛に生まれた最初の貴方だけ
混じり合いに想い描くには
きっと生まれた心は純白過ぎて
穢れ無き夢を夢見る
瞳には描きかけの貴方が映る
時を越え現実さえも
楽園を創り出し超えて行くから
時を殺して紡いだ紅い糸
描き続ける愛―エヴァの肖像
掌の傷 痛みも貴方なら
消してくれる筈と
聖き者に憧れ過ぎていた
自ら刺して残した釘の痕
聖き者を筆に描く手が
積み重ねた痛みを何度も告げる
昔日の寓話に聞いた
小指から運命の貴方へ続く
最後には糸を繋いで
永遠を誓い合う救済の儀を
何時の日から知り始めていた
愛に生まれた最初の貴方などは
僕の腕では生み出すことなど
きっとできない あまりに眩し過ぎて
穢れ無き夢を夢見た
瞳には描きかけの貴方が映る
憎しみに変わる純情
幻に終わり散る時間が虚しく
穢れ無き恋に恋した
掌を再び深く抉って
小指から滴る紅が
終末に貴方さえ穢れに沈める...
「血塗れのエヴァ」
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