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幻想の聖地は俗世に侵されて
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作詞 坐久靈二 |
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将来について考えろと言われて
見慣れた家さえ僕を拒絶して見えていた
風呂場の天井何処か馴染まない僕
血を吐く努力が生きるため必要
レール上走る中 少しダイヤを乱す
もう戻らないだろう
許されぬその遅れ 急かし続ける彼方
でも間に合わないだろう
幻想の聖地に辿り着き
執拗に聞こえた俗世の声
夢なら夢のまま深みへと
落ちていきたかったのに...
将来について考えろと言われて
浮かんだ姿はぼろアパートの部屋の中
独りで手首を切り裂いて死に逝く
全てが終わった自分の屍で...
現実は只管に 厳しさが大好きで
何処まで締め付けるの?
許されぬ安らぎを 求め続ける僕は
何時まで逃げればいいの?
幻想の聖地が侵されて
前提にされてた現実には
生憎本当の夢は無い
俗世が裏付けた夢
開かれた幻想など
興醒めも甚だしいだろう?
幻想の聖地に辿り着き
執拗に聞こえた俗世の声
夢なら夢のまま深みへと
落ちていきたかったのに
幻想の聖地が侵されて
前提にされてた現実には
生憎本当の夢は無い
俗世が裏付けた夢
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