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飛行機雲
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作詞 桜井 萌奈 |
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ひざ枕をしてもらう
あなたといると落ち着くの
まるで歪んだファザーコンプレックス
ずっとずっと
体中撫で回していて
まるでネコをあやすように
もしここで私が寝てしまっても
気にせず続けて
何をされても上の空
きっとあなたを許してしまう
飛び立つ飛行機
あの中に何百人が乗っているなんて
落下したら一瞬で命が消える
そう思うと恐ろしいね
私の手を握って
真剣な顔であなたは言う
”一緒に遠いところへ行こうか”
ここは空港よ
天国には行けない
もしここで私が死んでしまっても
気にせず続けて
何をされても上の空
きっとあなたを許してしまう
そろそろ帰る時間だよ
親が心配してしまう
名残惜しい言葉は言わないで
飛び立った後の空に
飛行機雲が残るみたいで…
わざと遠い駅まで送ってもらう
誰かさんと違ってあなたは優しいのね
電車に揺られ帰宅している間に
今までのことにケジメをつけられるから
もしここで私が寝てしまっても
気にせず続けて
何をされても上の空
きっとあなたを許してしまう
見上げれば
あの日と同じ飛行機雲があって
一筋辿っていったら
あの日に戻れる気がして…
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