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滲んだダイアモンド
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作詞 桜井 萌奈 |
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東京湾を見渡せる展望台
お台場が見える
人も少ないし良いところだね
ところでここに連れてきたの私で何人目?
嬉しいよ
お気に入りのスポット教えてくれて
思い返したら元彼には
どこにも連れて行ってもらってない
何今頃気付いてんだろ
所詮私は愛より顔で選ぶってことか
ほら見えるかい?
あれがフジテレビだよ
そんなことよりも
目の前にいるコスプレイヤーさんが気になる
投げやりな会話
だってあなたのこと好きになれそうにないの
上を見てもキリがないから
下を見ようって決めたのになぁ
高級外車でドライブ
もっと遠くに行きたいのに
錦糸町に向かってる
安いホテルはうんざりだよ
帰り道
家の近くまで送ってもらう
”明日仕事なのにわざわざごめんね”
送って当然だろ、なんて言えない
首都高を走り抜ける
コンタクトをしていない私の目は
ビルの明かりをぼんやりと映し出す
まるで滲んだダイアモンドみたいだよ
隣にいる人なんて関係ない
この景色に涙が溢れた
終わらないで…
永遠にこの道を真っ直ぐ進んでよ
夜が明けるまでまだまだある
”ずっとあなたのそばにいたいの”
いいえ
ずっとこの景色を見ていたいの
色々なこと
忘れられそうなんだ
このまま時間が止まってしまえばいいのに
あなたが140キロで飛ばすから
予定時刻より30分も早く着いてしまった
きっと私は
この景色を見るためにあなたに会い続けるのでしょう
感謝してるよ
連れ出してくれてありがとう
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