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Drop
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作詞 桜井 萌奈 |
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誰もが口を揃えて言った
”身体を売るなんて最低だね”
本番なしで数枚の札束
自分の価値
私は最低だとは思わない
逆に尊敬する
この世の中にはピンからキリまで何だってある
だから底辺なんて言葉、相応しくない
一度きりの人生なんだから
自分の好きなようにやったらいいよ
人を殺しちゃいけないとか
ある程度の常識はわきまえて
他人に迷惑をかけないのなら
何をしたって自由だよ
例え自分を傷つけたって
他人を傷つけなければいい
自己嫌悪にとほらないで
”一生本気で愛されないよ?”
ご忠告ありがとう
そう言うあなたこそ身体目当ての男に
引っかかっちゃったりなんかして
仕事と割り切って
お金を貰ってるだけ
私の方がマシじゃない?
付き合ってるフリされて
タダで捨てられちゃうなんて
惨めすぎる
どんな人間だって幸せになんかなれるよ
刑務所に入った人だって
公園で寝てる人だって
私みたいな女だって
価値観はそれぞれ
私にとって
あなたにとって
きっと「幸せ」の基準が違うのよ
”自分の身体は大切にしなきゃ”
何をどうしたら大切?
私は身体に傷をつけたりなんかしてない
男に触られただけで汚れるなんておかしくない?
その男たちだってみんな生きてるんだからさ
”好きな人としかしちゃダメだよ”
その結果がこれなんだ
捨てられて終わり
なら割り切った方が楽じゃない
私がそう思うんだから文句言わないで
色々なことを経験してから死にたいんだ
誰もが経験せずに死に逝くことを
無意味だなんて言わせない
人格までも否定しないで
明日は月が消える瞬間を見れるかな
夜空に光る雫
とぼとぼと歩いていく猫
この世界はそうやって廻ってる
怒りと憎しみと後悔と...
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