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悪夢
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作詞 桜井 萌奈 |
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梅雨のある日
母親がうるさいから部屋の電気を全て消して
パソコンの明かりだけで過ごす深夜
時々足の間がもぞもぞしたけど
痺れただけだろうと気にしなかった
あまりにもずっと違和感があるから
携帯の明かりで照らすと
イモムシがへばり付いてた
毒があったらどうしようって
気持ち悪くてすぐに潰した
飼い猫がそこにやってきて
ダンゴになったイモムシの遺体の臭いを嗅いだ
そのことがトラウマになって
体中に虫がへばり付いてるような気がしてきた
部屋にうじゃうじゃと湧いてくる気がした
このことを夢占いしてみると
最悪な結果が出てますます憂鬱になった
母親に話しても相手にされなかった
もしかしたら
もしかして
このイモムシはなにかの警告なのかも
もしかしたら
もしかして
このイモムシはなにかの暗示なのかもしれない
右腕がずっとぞわぞわしてるし
遠くで誰かが怒鳴り散らす声がする
空からはたくさんの蜘蛛が落ちてくるし
水道の水にはアメーバがいる
なにもかもがトラウマになって
ダンゴになったイモムシの遺体の臭いを嗅いだ
これが悪夢でありますように
夢占いは当たるから
これが悪夢でありますように.....
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