|
|
|
叶わぬ恋愛
|
作詞 桜井 萌奈 |
|
グラスの中の溶けてく氷
ぼんやりと見つめてる
駅前の喫茶店
となりで本を読んでいる美女
勉強をしている学生
なんだか私だけ別の世界にいるように
気持ち沈んでる
きっと自分でも気付いてる本気の恋
叶わぬ恋愛なんてしたくないけど
もう止められない
コーヒーとタバコの匂いだけが私を現実に連れ戻す
ゆっくりと流れていく雲
ぼんやりと見つめてる
団地の中の公園
サッカーをしている子供
ベンチで新聞を読んでいる老人
なんだか私だけ別の世界にいるように
気持ち沈んでる
きっと自分でも気付いてる本気の恋
叶わぬ恋愛なんてしたくないけど
もう止められない
「暗くなって来たから帰ろうね」
母親に手を引かれ帰っていく
それがなんだか物凄く羨ましくなって
ブランコに座りながらちょっとだけ泣いた
あっと言う間に公園は静かになって
空も紫色に染まっている
いつまでここにいようか
私のことを迎えに来てくれる人なんて誰もいないの…
私のことを愛してくれる人もどこにもいないの
きっと自分でも気付いてる本気の恋
叶わぬ恋愛なんてしたくないけど
もう止められない
目を瞑ってブランコを思い切り漕いだ
でも気持ちは治まらなくて
バッグの中から取り出したタバコ
火を点ける手が涙でちょっと震えた
|
|
|