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秋雨
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作詞 笹本 |
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生暖かい空気
ぱらぱらと降る雨の中
持ってる傘も開かずに
ただ ただペダルの上の足に力を込める
グレーのTシャツが黒くなり
雨が強くなっていくのを感じる
首筋に当たる冷たい水は
僕の熱を冷ましてはくれない
息苦しい空気
重たい雲に覆われた
手の届かない天井に
何を夢見て見上げるかもわからないけど
眩しくもないのに手をかざす
必死に潰されないようにしながら
目の前の沢山の分かれ道は
僕の道を教えてはくれない
この空気はまだ軽くならない
この雨もまだ止まない
世界は暗いままで
僕は立ち止まってしまいそうだった
君は僕の目的地になって
そしてそのまま隣にいてほしい
君は僕の目的地になって
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