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君と出逢ってからサヨナラまで
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作詞 アキオ |
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春の風を浴びて さわめく 桜木の下にある 校門を開けて
小さな校舎 じっと見つめる そこが新しい学校だった
桜の木は満開で 青い校舎の色と あっていて
一人ぼんやりしていると 君は僕の横を通り過ぎた
生活 先生 クラスメイト 場所 時間 どれもこれもが 新しい
ふと 今までいた学校を思い出し 必死で首振り遠ざける
昇降口を通り抜け 靴箱を見ても 何もなく
適当に 選んだ置き場所が まさか君の近くと知らずに
恋の仕方がわからなくなった 僕の心のガラスのビン
それを満たしてくれたのは 君だったみたい
新しく仲間に入った僕に 優しく 無視せず 付き合ってくれた
ありがとうと言っても 顔色一つ変えず 君は立ち去った
そんな 君に惹かれて 僕の心のビンは満タンになった
冬の寒さも和らぐ 梅の花 見つめても 涙は出てこない
訳あり 本校に移って過ごした一年と合わせ過ごした 二年間
もうすぐ 君に出逢った季節になるのに
君と僕の手には 卒業証書が握られていたんだね
生活 先生 クラスメイト 場所 時間 どれもこれもが 懐かしい
ふと 今の学校じゃなかったらと考えると 震えが止まらない
数日前に 剥がしたシールの跡を辿ってみれば
やっぱり君の近くに 僕の靴箱 机や椅子 ロッカーまで
恋の仕方を思い出した 僕の心のガラスのビンは
満タンだから 溢れそう だから蓋をして守ったの
好きだと言えるのは メールだけ 直接言うこと出来ずに
迎えてしまった サヨナラの日 ビンは激しく揺れる
数学の授業覚えている? いつも脱線してばかりで 笑うしかない
卒業前に 皆に言った淋しいなっと言う独り言 皆も思ってるよ
君の笑顔が大好きでした 一緒に居ると幸せでした
きっと君は 忘れるだろうけど
恋の行方を知っている 多分きっと ずっと僕の片思い
満タンのガラスのビンを 皆は知らないだろう きっと
ただただ 想い続けるしかなくて どうしても辛い時
君の笑顔を思い出す ただずっと想い続けて 待っている
ねえ 知ってるでしょう?
僕は諦めないし きっと振り向いてくれるまで
ずっとずっと 想い続けるのを
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