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今日は、
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| 作詞 りゅう |
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気が付けば朝の８時が来た どうせ母が俺を呼びに来る
「今日は学校行かないの？」
「今日も学校行かないよ」と俺は面倒そうに答える
「どうして学校行かないの？」、そんなの俺にも分からない
登校中の生徒の声 耳障りなのでおやすみなさい
気が付けば昼の１２時だ いつも通り引き出しを開ける
適当に何かをつまんで やる事無いのでおやすみなさい
気が付けば夜の８時だ いつも通り担任が来る
笑ってごまかして返事して 何も考えたくないのでおやすみなさい
さあ来た夜の１２時だ ここから俺の時間が始まる
誰にも邪魔はさせない パソコンを起動する
別に楽しくも無いけど 無音の空気がたまらない
病んでる人になりたいな 外に出てみたりする
こんな生活で良いのか？ 俺の心に何かが聞こえる
もう昔過ぎて思い出せない 思い出したくないのでおやすみなさい
今日は何月何日だ？ それすら分からない
これで進学できるのか？ 本当は分かっている
昔じゃ１００点だったテスト 今じゃ０が１つ消えてる
このままバーチャルの友と共に 俺も一緒に消えてくか？
パソコンのやつらと気は合うか？ 本当に楽しめているか？
よく思い出してみろ 昔と今はどっちが楽しい？
俺はこんな場所にいる人間か？
「違う」
気が付けば中学３年だ もう受かる高校は無い
思い出せ、昔の俺を あの頃にもう一度
意外とやってみれば スラスラできる中学の勉強
やりもしないのに 「出来ない」なんて言うなと言うけど
本当にその通りだね ベタな言葉と馬鹿にしてたけど
結局いま支えになってるのは そのベタな言葉ばかり
格好付けてた虚構の支えが 少しずつ壊れて行く
意外とやってみれば 高校も受かるものだね
確かに結果だけ見れば 無駄な中学生活を過ごした
でも自分には分かる この生活は無駄じゃなかった
頂点から底辺に転げ落ちて 見えてきた世界がある
気が付けば４月２日だ いよいよ明日から高校生活
積み上げてきたものがある ここから始まるおやすみなさい
「今日は学校早めに行こう」
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