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浮浪者
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作詞 ゆるふわペンギン |
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知っていることを知らないふりして 何度も僕は逃げてきた
見知らぬ他人に濡れ衣をきせて 今までずっと生きてきた
70億いる人の中で一人くらいは僕のことを
認めてくれるとしたならきっと それは僕自身だろうな
嘘を嘘と知らずに生きた 僕はずっと汚れてる
真実らしくないような嘘に 僕はずっと騙された
帰ると場所のある自殺志願者は 浮浪者にすぎなかった
帰るべき場所はとてもあまりにも 僕を求めてないから
毎朝通る街の通りに 痩せこけた1匹の犬が
餌をやろうにもやれないのは 懐かれたくはないから
そんな日々を繰り返し僕は心を押し殺して
顔に出ないようにする術だけが日々上達していった
僕は僕の心を騙しては いつも人のせいにした
僕が僕に向け吐くセリフなど あってないような物だけど
帰る場所のない人は皆多分 自殺志願者この僕も
見える見えないの違いなんてそこ にあるかないかの違いだけ
立派な人もどうしようもない人も沢山いるさ
なあなあに生きてる人も掃いて捨てるほどほど
知らない人も知らないだけで懸命に今を生きてるから
関係ないこともまとまらなくても 僕は皆に伝えたいだけないだ
僕も君も世界もそう全て ひとかけらにすぎなくて
他人が僕に向け吐いたセリフなど 僕から遠ざかっていく
僕は人を何度も騙しては 知らないふりを通してきた
僕が知らない人に向けた言葉なら 遠ざからず届くなら
僕はここから皆に歌うよ 生きてくワケその全て
いつかその声が枯れてしまおうとも浮浪者は歌い続けるのさ
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