|
|
|
特攻隊
|
作詞 ラストrain |
|
それはテロリズム
誰かがそれを現代につたえたのさ
家族に当てた手紙には
死をもおそれぬ勇者を演じ
家族が悲しまないよう努力をし
長官の前では
勝利の二文字のために
散れる命を誇らしく思い
まだまだ生きたい
そんなことは口には
だせない
儚い飛行機乗り
今を生きる僕らは
正しい知識で
彼らをみているのだろうか?
死ぬことが怖くない
人なんているはずないのに
あの時代は狂っていた
そんな言葉を平気で口にだす
今を生きる僕ら
誰もが見えない敵に
震えていたんだ
長官も家族も
ほんとは誰もいないのに
心の壁がつくりだした悪魔
互いに何かにビビり
それを攻撃でかき消し
それを永遠に繰り返す
戦争なんてそんなもんさ
結局はガキのけんかに
毛が生えただけ
今を生きる僕らは
特攻隊についてどう思う?
可哀想な人?
バカな人?
カッコいい人?
どれが正しいのか僕にはわからない
でも言わせてくれ
彼らは狂ってないし
日本もおかしくなかった
ただ
みんなもあるだろう?
壁の染みが自分の嫌いなものに見えて
夜眠れなくなることが
ひそひそ話が
自分のことのように思えて
怖くなることが
見えない敵に怖くなることが…
|
|
|