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TeokuRe
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作詞 悠愛薇 |
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雪の華が舞い落ちた
儚く消える影を
ただ独り見つめながら
もう遅いと俯いた
あの春の日の夢は
幻想でしかないのでしょうか
二度とは読めない物語
蕾が開くことはない
今この地球(ほし)に立っている
それだけしか私は知りません
もう一度聞きたいあの声は
過去の渦に呑まれたままで
君と観たあの場所へ
行っても君はこないでしょう
渇いた夜風が吹き抜ける
春が訪れることもなく
永遠の銀に包まれて
この宇宙(そら)の下叫んでも
虚しく響いて溶けるだけ
明日は真実(ほんとう)にあるのですか
問い掛けた背中は振り向かず
あゝ君が浮かんでは消えてゆく
さよならも言えぬままに
時間(とき)は流れ出す
この宇宙(そら)の下叫んでも
虚しく響いて溶けるだけ
あの頃見えた明日(みらい)は
現実には無いのだと
あゝ君は教えてくれた無言で
抗えぬ籠に閉じ込められ
自由が無いのももう慣れた
この宇宙(そら)を仰いでも
虚しく瞳は翳るだけ
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