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TeokuRe
作詞 悠愛薇
雪の華が舞い落ちた
儚く消える影を
ただ独り見つめながら
もう遅いと俯いた

あの春の日の夢は
幻想でしかないのでしょうか
二度とは読めない物語
蕾が開くことはない

今この地球(ほし)に立っている
それだけしか私は知りません
もう一度聞きたいあの声は
過去の渦に呑まれたままで

君と観たあの場所へ
行っても君はこないでしょう
渇いた夜風が吹き抜ける
春が訪れることもなく
永遠の銀に包まれて
この宇宙(そら)の下叫んでも
虚しく響いて溶けるだけ

明日は真実(ほんとう)にあるのですか
問い掛けた背中は振り向かず
あゝ君が浮かんでは消えてゆく
さよならも言えぬままに
時間(とき)は流れ出す
この宇宙(そら)の下叫んでも
虚しく響いて溶けるだけ

あの頃見えた明日(みらい)は
現実には無いのだと
あゝ君は教えてくれた無言で
抗えぬ籠に閉じ込められ
自由が無いのももう慣れた
この宇宙(そら)を仰いでも
虚しく瞳は翳るだけ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル TeokuRe
公開日 2012/03/05
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
コメント テーマ「別れ」
以前書いたものです
掘り出してみました
悠愛薇さんの情報













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