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橙
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作詞 深穏 |
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傍にいた きみの
傍にいた やさしさ
透明になる程よく見えた
全ては橙だったから
振り向けば在ったしあわせも
頬杖ついて眺めた背中も
全ては橙に埋まって
夕焼けに混ざってたんだ
黒が描く放物線に
何かを感じとりたい
出来上がりじゃない何かを
温もりじゃないあたたかさが
きみとの間にあるよ
ふれる肌とは違った
言葉がくれる春の匂い
心地いいから手放したくない
逢った目線とクレパス
大好きな場所の
大好きな時間
やわらかい空気が流れてる
全ては橙に染まる
わかってる心の中身は
光で満ちていたんだけど
わからないこともあるから
もっときみを知りたくなった
色が並べる世界の中に
あたしも住んでみようか
溶け込んでしまってみたい
きみの好きなとこ 数えながら
真っ白なキャンバスに
白のクレヨンで描くの
きみが静かに寝息立てて
夢の世界に飛んでる間に
起こさないように 優しく
温もりじゃないあたたかさが
きみとの間にあるよ
ふれる肌とは違った
言葉がくれる春の匂い
心地いいから手放したくない
逢った目線とクレパス
橙に染まれば見える
白く浮かびあがった
幾つもの きみの好きなとこ
あたしも染まってみようか
きみのくれる色に 橙に
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