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餞けの葬日
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作詞 Tsukasa |
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君の寝顔は嘘かのように
昨日まで笑っていたね
過ぎた日々を振り替えると
ほらそこに君が在そうで
まだ温かい手を握って
いつものように声をかける
君のいない明日を思うと
辛かったのは君なのにね
目の前で遠ざかる程
心は喪いを知ってゆく
無に帰ったならせめて
笑って逝って欲しい
手合わせて涙を伝う
最期に送る言葉さえ
うまく声にできないから
心を込めて
白煙と共に見送る
そこに降るのは涙じゃなく
笑顔だけは絶やさない
喪いは別れだとしても
またすぐに逢えるよねって寂しくはない
餞けの言葉として
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