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ひび
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作詞 ピンククジラ |
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冷たいだけの風吹く
ここまでくればきっと
優しかったぬくもりを
失くしてしまえるでしょう
夢から覚めたまぶたの
白けた空にまだ
見続けていたあなたの
姿が消えないまま
いつから変わってたのかな
その手がくれる心
頭をなでるのと
髪を撫でるのとでは
熱も何もかもが
違う と気づいた
そこで生きるなら 愛しちゃダメだよ
散りゆくだけなら 私は咲けない
檻に閉じられた あなたの世界を
通りすぎただけ 私の愛なんて
冷たくなったその手は
格子の隙間くぐり
私の指をさらうの
震えた唇まで
何度も導かれるまま
その手が触れるところ
体より深くの
秘めた心までが
熱をもつばかりで
どうしようもないね
壊れた時計の 針はまた回る
ちょうど真夜中過ぎ を ベルが告げてる
「はい」も「いいえ」でも 答えにならない
連れ去り合えない 今の二人には
ほら 「今」しかないよ
この場所には
「未来」がないよ
悲しくないよ
悲しくなんか
この手を離せば それでもうお終い
涙も笑顔も 殺したさよなら
そこで生きるなら 愛しちゃダメだよ
散りゆくためには 私は咲けない
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