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蛾蝶
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作詞 ピンククジラ |
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広すぎる部屋に籠められ
瞬きを数えてる
私なら孤独でいても
大丈夫 大丈夫
せめて涙を見たいと言った
藍色の影人
御生憎様 みんな昔に
忘れてしまったわ
あの熱を思い出す前に
ガラス越しに消えた夏
もう一度見つけられるなら
燃え尽きても構わない
追憶に残る声さえ
薄らいだ静寂も
私なら慣れているから
大丈夫 大 丈夫
けれど化粧も汚れた羽で
許されることなら
その温かな肩に宿って
眠ってしまいたい
淡い夢 突き放すほどに
凛と照らし出す篝
もう二度と身を焦がさぬなら
いっそここで終いたい
紅模様 立ち姿
細月 行く想い
記憶の途 息を止め
風を待つ 風を待つ
藍色の影に手を伸べて
ガラス越しに目が合うと
泣くことは出来なくなっても
心が 震えてるわ
あの熱をくれた手のひらで
さようならを告げた夏
もう一度巡ってくるなら
捕らわれても構わない
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