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イノセンス
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作詞 ピンククジラ |
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闇夜に溶けていく星は
消えてしまったんじゃなく
見えなくたってそこにある
君は信じた
痛みの場所を偽った
君の強さはいつから
全てに吐いたその嘘を
嘘に戻せず
狂った針 最低の衝突速度
着せ替えた 一度も涙しないまま
“イノセンス” それは臆病の陰で
小さく何か叫んでいる
体抱えて
あの日から 何も変われないままで
それでも君は歩いている
夢を見ながら
苦しい時は穏やかで
逆に嬉しい時ほど
困った顔で笑うのは
君の癖だね
泳いだ先でぶつかった
黒い瞳の光が
波打つように揺ったのは
何が怖くて?
近づいても 見つからず沈むばかりの
心ごと 千切れてしまいそうだけど
“イノセンス” 君は煩雑な日々を
溺れることも恐れぬまま
胸に満たして
失ったものを忘れないように
正気の君が作り替えた
夢の質量
それはリスが胡桃を
埋めて終ったように
本当が分からない と
君はまた苦しんで
いつか芽吹くはずだなんて
枯れたはずの期待を
口にする 呼吸になって
君の中 巡る
暴き出すよ 塗り替えた君の視界を
大丈夫 どれだけ思い出そうとも
ここにいる 君の混沌と共に
歩き続けた私(そんざい)まで
無くせないから
“イノセンス” 傷つくことを恐れながら
本当の君を打ち明けてよ
夢から醒めて
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