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HTUЯT
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作詞 ピンククジラ |
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破れそうな羽で その鳥は舞い上がる
飛び去っていく空が 広がって見えた
カラーの甘酸い夢 向かい合う君と手を
つないで笑えるなんて あり得ないのに
優しい嘘つきは言った
「現実って何だ?」
「痛みか、幸せかきみが 選んでいいんだ」と
胸を砕くような痛み
鏡映しに 君を
夢見てまぶたを下ろせば 楽になる?
きっと狂おしい分だけ
鮮やかに見られるよ
また明日が切ない日でも それで大丈夫・・・
心の内と外で ちぐはぐと音がして
終焉までは遠いことは確かで
失うものは何もない!なんて言いながら
この手が空になるのが 怖かったんだ
勇者の剣は唄った
「きみの牙を磨ぐんだ」
そうして口を開いたら 泣きたい僕がいた
だからこの指はいつまで
無力なままなのかを
考えると君が滲む ぐしゃぐしゃに
ずっと掴めない確かと
掻き消せない不確か
逆さなのに そっくり過ぎて 分かんなくなるよ
耳を塞ぎ口にそっと
指を立てたら
本当のことも無視して しまえる
もう僕も見えないんだ
苦しいな。
何度逆さに映したら
幸せは現れる?
それともそれじゃあ無限に 繰り返し?
いくら鏡に映しても
0は0なんだけど
どこかが変わっているはず ――もう、分かんないけど。
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