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たったひとりで
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作詞 yumi |
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降り出した雨に打たれていた
嫌いな制服を着て道路の端っこで
泣きたくなかった、とても笑いたくなった
それはこの世界に負けてる自分が
あまりにも惨めで、あほだから
周りの大人は横目で私を見ながら通り過ぎてく
誰も私の苦しさが分からなくて当たり前だ
でも誰でもいいから泣いてもいいといって欲しいんだ
独りで教室にいると自然とつくり笑いができる
荒んでいく心と裏腹に教室は甲高い声で
私の存在を掻き消してくれた
死んでもいい、そんな気がしたのは
みんな自分が大好きで仕方なくて
人を無意識のうちに傷つけていくからだ
あの頃に戻りたいそんな戯言嫌いだ
なんなら今を抜け出したい
新しい自分になって一からやり直したい
自分とばかり話していると
自分を死に追い込むほど
かえって自分をいじめている
雨はまだ降り続いている、自分の中で
外はどんなに晴れていようが
私の心は霧が濃いまま
たったひとり、わたしは戦い続けなければならない
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