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サボテン
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作詞 BREMEN |
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当たり前が当たり前で無くなって
特別が特別で無くなった
手当たり次第に探してみるけれど
もう君の姿は見えず
「咲くわけないよ」って言っていた
テーブルの上のサボテンは
まるで僕を笑うかのように
それは綺麗に咲き誇っている
棘が連なったものでさえ
可愛らしげな花を咲かせるのに
あの温もりが今になって突き刺さる
流れ出る血 いくらか温かくて
初めて痛むことを知った
今更もう君の姿は見えず
ああいつの間にこんなとこまでやってきたろう
ああどんなことも全て誰かのせいにしたい
ああこんなにもだらしない
ああ誰かを抱いてみたい
棘のあるもので刺されて
傷口から溢れ出るのは
多分いつまでも同じ味で
また僕を急かすのだろう
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