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星空観察
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| 作詞 霜原葵依 |
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黒いキャンパスに
数多の星々
あなたは静かに笑った
六月末の
蒸し暑い夜
突然の風
髪がゆらめいた
白いワンピースの裾をはためかせる
暴れん坊の風が街を駆ける
陽気な笑い声
打ち上げ花火
闇夜に咲きわたる
黒のキャンパスに
数多の星々
あなたは静かに笑った
七月初旬
蒸し暑い夜
一筋涙
願いを込めた
線香の芳（ほの）かな煙が立ち込める
闇に包まれた日本家屋の縁側で
蝉の鳴き声
蛙たちの歌
心地の良い主旋律
黒のキャンパスに
数多の星々
私の頬を何かが伝う
七月中旬
静かすぎた夜
あなたは笑う
もの悲しそうに
台風の予兆
迫る入道雲
今晩は星が隠れてしまう
お天道様お願い
今日だけまた見させて
あの人と天の川を巡りたいの
あなたは消えた
この世界から
私の心では生きてるのに
黒のキャンパスに
数多の星々
満天の星ずっと探した
七月末の
一人ぼっちの夜
あなたの姿
見つけるために
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