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水面の世界
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作詞 昴流 |
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水面に落ちる花雪 遺る春の余韻
届かぬ手をのばして 苦しく軋むこの身体を独り抱き締めて
叶うなら共に水底へ
はらりひらり 栄華を誇った薄紅さえ
枯れ落ちるというのに
どうして人は永遠を求むのか
いつか交わした契りを胸に 全ての思いを糧に
夢を奏でよう 君が望むままに
水面に浮かぶ紋の調べ 薫る君の残り香
掴めぬこの手を握り締め 卑しく在るこの身体に強く爪を立てる
叶うなら共に水底へ
はらりふわり 常世を銀に染め往く真白さえ
灰色に滲むというのに 人はなぜ穢れを疎うのか
いつか交わした笑みを胸に 全ての悲しみを糧に
夢を奏でよう 君が薄れぬように
水面に映る世界は 淡く儚い ただ堕ちて堕ちてゆくだけ
いつか交わした契りを抱え 全ての思いを糧に
夢を奏でよう 君が望むままに
君が薄れぬように 僕が眠り堕ちるまで
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