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月より遠い
作詞 羽歌
 綴っては溶かす記憶のページ
 月夜に滲んだインクは深い闇色

 満月の夜に狐の嫁入り
 思い出すのは貴女の事ばかり


 白い吐息
 揺れる残像
 瞼に焼き付いて

 指の先から溢れる愛しさ
 言葉に乗せれば
 伝わる想いもあっただろうか

 形にできない愛しさ
 もどかしさが募る


 語り紡ぐ月の調べが
 今宵、僕の胸焦がす

 貴女の笑顔
 言葉全てを抱きしめて眠りたい

 温もりのない
 一人の部屋で
 貴女の残り香探すけど

 何処にもいない
 気付きたくない
 傷付けたのは
 僕でした

 嗚呼


 遥か彼方から届く
 月の光
 僕の網膜にはこんなにも鮮明
 なのに貴女が
 見えない

 月より遠い
 恋しい貴女
 こんなにも
 胸焦がす

 もしもう一度
 願いかなうなら
 二度と
 見失くない



 月より遠い

 愛しい貴女


 嗚呼

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歌詞タイトル 月より遠い
公開日 2012/02/04
ジャンル ロック
カテゴリ 失恋
コメント 深夜、たぎって書いてみました。失恋。
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