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別れの風
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作詞 神威 |
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浮かびあがる笑顔は数の分だけ
離れた辛さを噛み締めてる
いつの間にか君の
その小さな背中は
僕を抜き去って消えてゆく
ただ黙って声すら聞こうとせず
現代に頼ってたばかりに
君の心が見えず
明日を破いた
何故か文字で分かる泣き顔が
眩しい光が漏れる扉は
新しい未来へ続く
僕の扉ぢゃないことくらい
分かってたのに
押し殺した涙を
何度も流して君を想ってる
僕にはこれしか出来ないよ
他に何も分からないから
手を重ねてた右手
虚しく 温もりが空に消えてく
春の日差しには勝てないよ
いつか訪れる別れの風が
発車間近の最終列車に
間に合おうと手を引いて走った
だけど目の前で
閉まるドアは
きっと、僕らの終わりだったのかな?
億千の星の中で一人を
見つけたよ 手に掬いとって
これが奇跡だと見せてくれたね
笑顔の君は
押し殺した感情
戸惑い 悩んだ時もあるけれど
止まない雨なんて無いものと
信じて未来に立ち向かう
開いた世界はまるで
大きく蒼く煌めく海のよう
ゴメンね私には君が居た
でも隣はもう歩けないんだ
今はまだ実感すら湧かずに笑いあってた
桜が散る頃には
訪れる冬に凍えてる
2人叶えた願いは
僕も私も居ないけれども
止まらずに進むよ振り返る
余裕なんていまは無いから
手を重ねてた右手
いつかは幻のように消えてく
春の日差しには勝てないよ
眠り夢の中 別れの風が
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