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予感
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作詞 小豆色 |
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ほら無感情が僕を撫でていく
だんだん丸くなってきてるでしょ
なんだ僕って石ころと同じなんだな
もう遅いよ気付いちゃった
境界線なんてあやふやで
このまま一緒になっちゃうんじゃないの
僕らのやわらかく繋がった手と手
そして気が付けば物語はおしまい
僕らはただ
さよならをするためだけに歩いている
ああ君の横顔は美しい
知っていますか僕のトクイワザ
ほらほら分かんないもんでしょ
今の僕って嘘つきなんだけどな
もう遅いよ気付けっての
将来なんて不確かで
このまま離れていっちゃうんじゃないの
僕らの頼りなく繋がった手と手
空も何もかもが白く照らされて
僕らだけが
薄汚れたそのままの姿を曝している
ああその約束は美しい
君が知っていたと 知らないフリをしていたよ
一歩一歩の足音が 君に告げてしまったのだろうか
僕は嘘つきです 君も嘘つきです
種を明かせば 下手くそな嘘つきが二人いるだけ
駅に辿り着いて二人立ち止まる
もういいだろ
その嘘の嘘を今この場でぶちまけてやろう
君の瞳から「僕」が消え去っても
君は生きる
僕の知らない「君」が生きていくんだ
ああ今手と手は離れされる
ああ君の未来は美しい
ああ美しいさよならを
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