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風船パレード
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作詞 小豆色 |
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いつまで この日々は続くのでしょうか
不安が どうしようもなく
胸を打つんだ
教会の鐘は
今日も僕に優しいのに
白い建物と 赤いレンガの小道
海風が隙間から入りこんでくる
ほら きた
教会の鐘が
僕らに呼びかけるよ
広場から 黄色い風船が飛んでいく
海原から 黄色い光が差し込んでいく
教会から 黄金の音(ね)が響いていく
落ち葉を踏みつけていこう
ほら 僕は地面なんか歩いていないぞ
ちょっとだけ 偉くなったみたい
ほんの ちょっとだけ
カモメと一緒に 風に乗りたい
僕は自由になるんだ
もう そばかすなんて気にしなくていいんだ
ママ パパ ごめんなさい
僕 ちょっと遠くへ行ってみたいんだ
太陽が手招きしてる向こうに
何があるか知りたいんだ
星々が流れていく先に
迎え入れてくれる場所はあるのか
見ていたいんだ
ううん みんなが嫌いなワケじゃないよ
ただ 興味津々なだけ
おっきい風船をいっぱい買って
みーんな抱きしめた
瞬間 浮かんだ
でも風船達は 僕の手をすり抜けて
海風に乗って 飛んでっちゃった
おしりから落っこちた痛みも
つい見とれて 飛んでっちゃった
ごめんね 君達も飛びたかったんだね
ここはぐっと 大人になって
君達に順番を 譲ってあげるよ
うん いってらっしゃい
僕はちょっと 大人になるよ
うん いってらっしゃい
でも次こそは
きっと僕が 飛んでいくんだ!
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