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接吻
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作詞 湊 慈雨 |
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両手を鮮やかに染める緋と
握りしめた刃突き刺し
貴方が落ちたと謂うのなら
私が眠らせてあげましょう
砂と泥に塗れた唇に
最大級の祝福を
朽ちた花束にくちた腹
罵る声は届かないから
貴方は既に棺桶の中
真実は何処に在るのでしょう
今だ手にこびりつく血液に
最大級の祝福を
縛り付ける鎖が脆いなら
もうひとつ加えるだけ
逃げられない逃がさない
感情は互いに分け与えられたもの
月に照らされ冷たく光る
石が貴方の代わりになって
挨拶代わりの花束集めて
百年後には許されるでしょう
忘却の彼方 刻みつけた
最大級の祝福を
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