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嘘つき少女
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作詞 湊 慈雨 |
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どれだけ泣いても
戻らないものがあると
気づいたのは幼い日
川に流された小さな靴を
ただただ悲しく見つめていた
嘘つき少女のこころは
今日も曇り空
幸せな嘘を積み重ね
夢の中でくらい青空を
嗚呼 笑って生きるには
この世界はあまりに残酷だ
悪さをしてなくても
誤解されることがあると
気づいたのは物心ついた時
正しく生きても意味がないと
ただただ虚しく考えていた
嘘つき少女のこころは
誰にもわからない
口を開けば嘘をつく
世界を変える綺麗な嘘を
嗚呼 笑っても汚される
まっさらなキャンバスは破かれた
嘘をついたの。
よろこんでほしくて。
でもどうして?
誰もが私を責めるの。
嘘つき少女のこころは
今日も灰色の空
白と黒に塗り潰され
閉ざされた世界をその瞳で
嗚呼 悲しく見つめてる
これは誰もが成りうる嘘つきの話
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