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スカー
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作詞 ま*め*こ |
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熱い煙が 彼らの眼を焼く
荒れた土地が 彼らの足を傷つけた
ここに 傷はある
残った黒い臭気 君にはわからない
一つずつ ゆっくり消える宝物
それを黙って 唇をかみ締める
涙はここから始まる
果たして 彼らは許してくれるのだろうか・・・?
眼を閉じて 無視できる時代は終わった
よく聴くんだ あの戦火の叫びを
ここから 傷は始まっている
奪ったものは戻らない
彼らが望んだことは もとの平穏
君が手をつける前の
彼らの 帰らない宝物のこと
遅いなど 無責任だろう
傷が無かった頃の彼らは
君に富を与え
私に潤いを与えてくれた
残忍な開拓者の 餌だと知ることもなく
小さな貧しさが 幸せだと噛み締めて
そして彼らの小さい息子は
顔も名前も知らない君を私を
家族を苛ませる悪魔を 憎むだろう
それは 君がよく分かってるはずだ
それは 私がよく分かっている・・・
テレビから流れる 飢餓の身体は
あるはずの瞳を失った少年
抵抗できなくなった身体
気の枝のような肢体
無垢な涙は
君に訴えている
私たちが何をしたのか・・・と
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