|
|
|
残り火
|
作詞 茉田 |
|
耳鳴りなら心地善い
ひとりぼっちの世界で
あたしの吐息だけがうるさい
見せられた遠い夢は近い過去
探してた あなたの去年の慈しみ
壊れた火が赤い糸を燃やし
ふたりは手を繋いで眺めてた
最後に口付けたあの夜の月は
あなたの背中を追っていった
彷徨うほど美しい
おとぎ話の仮初め
露わな素足 居た堪れない
変わったのは言い訳の程度じゃない
隠せない あなたはあたしを棄てたね
歪んだ声に赤い糸を結んだ
正しさを取り戻し解かれた
二度と繕えないあの夜の秘密
あたしはひとり泣いていたのよ
壊れた火が赤い糸を燃やし
ふたりは手を繋いで眺めてた
最後に口付けたあの夜の月は
あなたの背中を追っていった
|
|
|